2025.02.25

社内グループワークの重要性|中小企業経営者が知るべき成功のポイント
ー日光コラムvol.50ー

こんにちは日光コラムです。今回も日光コラムを読んでいただきありがとうございます。

社内の生産性向上や社員同士のコミュニケーション活性化を目的として、多くの企業がグループワークを導入しています。しかし、効果的に運用できていないケースも少なくありません。特に中小企業では、人材やリソースが限られているため、効果的なグループワークの進め方が求められます。

本記事では、中小企業経営者が知るべき社内グループワークの進め方と成功のポイントを詳しく解説します。

グループワークの定義と目的


グループワークとは、複数の社員が共通の課題やテーマについて協力しながら、意見を出し合い解決策を模索する手法です。企業では、アイデア創出や業務改善、研修の一環として活用されることが多いです。


中小企業における導入のメリット

①社員同士のコミュニケーション向上 – 部署を超えた意見交換ができる。
②チームワークの強化 – 共通の目標に向けて協力する意識が高まる。
③課題解決能力の向上 – 実務に直結する問題をグループで解決する力がつく。

1.目的を明確にする
グループワークの目的を明確にし、参加者全員に共有することが重要です。例えば、新商品アイデアの創出や業務改善案の策定、社員の想いを可視化など、事前のキックオフで具体的なゴールを設定しましょう。

2.適切なメンバーを選定する
・異なるスキルや経験を持つメンバーを選ぶことで、多様な視点が得られる。
・6~8人程度のチームが最適。

3.ファシリテーターを設定する
・進行役としてファシリテーターを決め、議論が活性化するよう促す。
・中立な立場で、全員が意見を出しやすい環境を作る。


シカクレタッチでは、弊社担当がファシリテーターとして進行役を行います。さまざまな企業さまで経験したノウハウをもとに、
中立な立場として企業さまの潜在的な強みを引き出します。

4.効果的な進行方法を取り入れる
・ブレインストーミング:できるだけ多くのアイデアを出す。
・KJ法:アイデアをグループ化し、整理する。
・ラウンドロビン法:全員の意見を引き出す。

5.具体的なアクションプランを決める
・事前の設定していた目的に沿ってワークの成果を整理し、今後の具体的なアクションプランを作成。
・実行責任者と期限を明確にする。

・目的意識を共有する

ワークの開始時に目的を明確に伝え、全員が同じ方向に向くようにする。

・オープンな議論を促進する

参加者が自由に発言できる環境を整えることで、質の高い意見交換が生まれる。

各メンバーの意見を尊重する

意見を否定せず、一旦すべてのアイデアを受け入れることが重要。

結果を可視化し、次に活かす

グループワークの成果を記録し、次回の改善に活用する。

シカクレタッチではグラフィックレコーディングという手法を用います。議論の内容や意見を可視化し、文字だけではなくイラストで記録を残します。そうすることによって、参加していた方はもちろん、参加されていない社員の方々にも、ワークショップの全体の内容を簡単に共有できます。

社内グループワークを実施するとさまざまな課題も出てきます。事前に課題に対しての解決策を準備することで、グループワークの成功に繋がります。

課題解決策
発言しないメンバーがいるアイスブレイクを取り入れ、全員が話しやすい環境を作る
方向性がブレる事前にアジェンダを用意し、目的を明確にする
実行に移されないワーク後のフォローアップ体制を整える


社内グループワークを成功させるには、目的を明確にし、効果的な進行方法を取り入れることが重要です。また、実施後のフォローアップを徹底することで、ワークの成果を最大限に活かせます。
中小企業経営者のみなさまも、ぜひ社内でグループワークを取り入れ、組織の成長に役立ててみてはいかがでしょうか。


企業価値視覚化サービス シカクレタッチとは?
シカクレタッチとは、企業価値を視覚化し、社内外への浸透・発信する様々なツールを制作するサービスです。
経営者のインタビューや社員を交えたワークショップを通じて企業価値やありたい姿をしっかりと引き出し、「伝えたい」を「伝わる」形にアップデートする「企業価値のレタッチ」をご提案します。


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最後までお読みいただきありがとうございました。

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