ご無沙汰しております。ハラダです。
今回のコラムでは、少し嬉しいニュースについてご報告させていただきます。
2025年11月21日(金)、全国若手ものづくりシンポジウムIn八王子にて行われた、ビジネスピッチコンテストに出場し、なんと、優勝することができました！

今回のピッチコンテストへの出場を決めたのは、さかのぼること今年の７月。
当社の期のスタートにあたり、今期の売上数字目標に到達するための行動計画を練っている時のことです。写真製版業の先細りが見える中、新規事業や得意先の開拓が必要だ、と社員と話している割に、自分としては具体的な行動に示せずにいると感じていました。
そこにちょうど来たのが、ピッチコンテストの案内でした。ナイスタイミング！
会社としても新規活動の方向性をまとめる良い機会だと感じ、出場を決意しました。
あわよくば、たまには社長もガンバっているぞ！というアピールになればという思いもありましたが。

7分間のプレゼンで、300名の来場者を前にお話しさせていただいたのは、どうやって日光プロセスが新規市場×新規サービスの方向へと歩みを進めたのか、というお話しです。

私は、新規で成功している方のお話を聞くとき、いつも思っていることがありました。できれば、新規事業の内容ではなく、どのようにしてその方向に至ったのか、そのプロセスを聞きたいと。みなさんそれは企業秘密なのかしらと思うくらい、聞くことが少ないように思います。
なので今回私は、「アンゾフの成長マトリクス」を用いて、今後事業をどう拡充していくか、どうその戦略を描いたのかを説明しました。その上で、今の当社が提供している新しいサービス、シカクレタッチや映えスタなどについて説明しました。結果として、展開、発展させていくビジョンをわかりやすく説明することができたと思います。

300名の来場者を前にプレゼンするというのは、とんでもない経験でした。今回優勝できたことは、本当にうれしく思います。知り合いの経営者の先輩方や後輩のみなさんにも嬉しいお声がけをたくさんいただきました。シンポジウムの運営の皆様に深い感謝を申し上げると共に、一緒にコンテストに出場してくださったみなさまに感謝とお疲れ様を、聞いてくださったみなさまも感謝の気持ちをお伝えしたいです。本当にありがとうございました。

今回のビジネスピッチコンテストを通じて、自分の頭の中を整理することができ、それを大勢のみなさまの前でお話しできる機会をいただけて本当に良かったです。なかなかできない経験をさせていただきさらに優勝まで経験できるとは。自分の半生を振り返っても、優勝なんて二文字はどこにも無く、褒められることなどほぼ無い人生ですので、感無量でございます！！

まだまだ日光プロセスは道半ばです。それでも、こんな考え方もあるのだということ、失敗続きでももがいている私がいることが誰かの勇気になれば最高ですし、社員のみんなにもたまには社長ガンバっているのだなと思ってもらえるとこれ以上ない喜びです。

共に頑張ろうとする社員のみんなをしあわせにすることが日光プロセスの経営理念です。共に頑張るということは、自分も含めた、全社みんなで頑張ることだと思うので、率先して挑戦することを止めず、歩みは遅くとも前に進んでいきたいと思います。