2025.01.25

なぜコンサルは失敗するのか?中小企業が整えるべき「3つの準備」とは
ー日光コラムvol.45ー

こんにちは日光コラムです。今回も日光コラムを読んでいただきありがとうございます。

「コンサルを入れたけど、結局何も変わらなかった…」
そんな声を聞いたことはありませんか?
実は、成果が出るかどうかは“コンサル導入前”の準備で決まります。

この記事では、中小企業がコンサルティングを最大限に活かすために整えておきたい「3つの準備」について解説します。

“つよみ“や“らしさ“を明確にする



「御社のつよみは何ですか?」
そう聞かれて、迷わず答えられる企業は意外と少ないものです。

  • お客様に選ばれている理由は何か
  • 創業の想いやエピソード
  • 社員が誇りに感じている部分


こうした”らしさ”を言葉にして整理することで、コンサルタントはより深い支援が可能になります。数字や制度の前に、「言葉で伝えられるつよみ」があること。
それが出発点です。

抽象的な言葉では、現場が動かない



「売上を伸ばしたい」「組織を活性化したい」
よくある目標ですが、これだけでは具体的な施策に落とし込めません。

  • どの部門の売上?どの市場で?
  • 組織のどの部分をどう変えたいのか?


社内での“言語のすり合わせ”ができていないと、誤解や抵抗が生まれやすくなります。対話可能なレベルまで言葉を磨き上げることが、社内の納得感を生み、コンサルの効果を最大化させます。

コンサルタントは変革の「きっかけ」ではなく「伴走者」



外部の専門家がどれだけ優秀でも、現場が受け入れる体制になっていなければ変化は起きません。
成果が出る企業は、次のような共通点があります。

  • コンサル導入の意図を、全社員と共有している
  • 「変化」に対してポジティブな文化がある
  • 経営層が自らプロジェクトに関与している

コンサルタントは「きっかけ」ではなく、変革の「伴走者」。そのためには、あらかじめ”変化を受け入れる社内環境”が必要です。


コンサルを“活かせる企業”は、導入前に以下を整えています。

1.自社のつよみや価値観を、明文化している
2.課題や理想像が、社内で共有・言語化されている
3.社内が変化を受け入れる「準備状態」にある

準備とは、単なる段取りではありません。
それは、経営そのものを見直し、未来に向けて再定義するプロセスです。


 自社の“らしさ”を言葉とカタチに


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最後までお読みいただきありがとうございました。

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