2024.10.07

ワークショップってなにをするの?
ビジネスでの具体的な進め方や3つのメリットを解説
ー日光コラムvol.24ー

こんにちは、日光コラムです。今回も日光コラムを読んでいただきありがとうございます。
今回はビジネスにおけるワークショップの始め方と進め方、ワークショップを実施するメリットについて解説します。会社でワークショップをしたいが何から始めていいかわからない方、ワークショップを現在検討している方は、ぜひ最後までご覧くださいませ。


■ ワークショップとは

参加者が主体となって活動し、共同で問題解決やアイデアの創出を行う場のことです。ビジネスにおけるワークショップの目的は多岐にわたりますが、主に参加者同士のコミュニケーションを深め、共通の目標に向かって協力し議題への理解やさまざまな考え方に触れられたりすることができます。

■ワークショップの始め方と進め方

準備段階:目的設定と参加者選定

ワークショップを成功させるためには、まず目的を明確に設定することが重要です。目的が明確でないと、参加者も何を達成すれば良いのか分からず、効果的な議論ができません。次に、参加者の選定です。全社員が参加するのが理想ですが、現実的には幹部層や特定のプロジェクトチームを対象にすることがおすすめです。
参加者が決まったら、事前にテーマや議題を共有し、準備を進めます。

当日:グラフィックレコーディングの活用

ワークショップの当日は、ボイスレコーダーやビデオ録画などを用いることも便利ですが、グラフィックレコーディングを活用することをお勧めします。
グラフィックレコーディングとは、会議やワークショップの内容をリアルタイムで絵や図として記録する方法です。これにより、議論の内容が視覚的にわかりやすくなり、その場での理解促進や意見の整理が容易になります。

振り返り:議事録してのグラフィックの共有

ワークショップが終わった後には、グラフィックレコーディングで記録した内容を議事録として共有します。
グラフィックレコーディングを活用するメリットは、参加者が後で見返しても内容をすぐに思い出すことができ、参加していない社員のみなさまもワークショップの内容を直感的に把握することができるからです。さらに、できあがったグラフィックを基にして、つよみの明確化や課題の再認識が共有でき、今後のアクションプランや改善点を具体的に検討することができます。

■ ワークショップ導入の3つのメリット

社員の帰属意識の向上

ワークショップを導入することで、社員が自ら考え、ワークの中で自分の思いを共有することで、自分の意見が会社に反映されるという実感を得ることができます。これにより、社員のモチベーションが向上し、仕事に対する責任感も高まります。

離職率の改善

さらに、社員同士のコミュニケーションが活発になることで、職場の雰囲気が良くなり、離職率の低減にもつながります。社員が長く働き続けることで、企業にとっても大きなメリットとなります。

人材確保におけるプラス効果

ワークショップを導入することは、人材確保にもプラスの効果をもたらします。ワークショップを定期的に開催することで、企業の姿勢や文化が外部にも伝わりやすくなります。特に、ワークショップを通じて社員の意見を尊重し、積極的に取り入れている企業は、求職者から見ても魅力的に映ります。結果として、優秀な人材が集まりやすくなり、企業の成長にも寄与します。


■まとめ

ワークショップを実施することは、社長と社員、上司と部下などトップダウンのコミュニケーションではなく、双方向によるコミュニケーションをとることができます。特に社員が経営者の想いや上司の想いを理解することと同時に、経営者や上司にあたる社員も部下の想いに耳を傾けるきっかけになることがワークショップを実施する大きな目的となります。

ご興味ある方はぜひこちらのお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。


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