2024.12.27

企業理念と経営理念の違いってなに?
ー日光コラムvol.40ー

こんにちは日光コラムです。今回も日光コラムを読んでいただきありがとうございます。
この記事では、企業理念と経営理念の違いと重要性をわかりやすく解説しています。


企業理念とは、創業から続く大切な言葉であり、根本的な価値観を示すものです。企業文化そのものと言っても過言ではない価値観です。社員のみなさんが、企業理念という共通の価値観を持ち、組織全体の一体感が生まれます、企業理念の明確化は、企業の目標達成に向けた協力体制の強化に結びつき、新入社員教育や、社内コミュニケーションの基盤となります。
根本的な価値観であるということは、ビジョンやミッションを明確化するときに、非常に重要なものです。また、企業理念をきっちりと言語化または、見える化は、社外のステークホルダーに対して、企業の信頼性を高め、企業のブランド価値を強化する役割を果たします。

企業価値視覚化サービス シカクレタッチとは?
シカクレタッチとは、企業価値を視覚化し、社内外への浸透・発信する様々なツールを制作するサービスです。
経営者のインタビューや社員を交えたワークショップを通じて企業価値やありたい姿をしっかりと引き出し、「伝えたい」を「伝わる」形にアップデートする「企業価値のレタッチ」をご提案します。

シカクレタッチは(公財)東京都中小企業振興公社 中小企業ニューマーケット開拓支援事業の支援対象製品です。
※但し、公社は製品の効能効果を保証するものではありません

経営理念とは、企業の長期的な方針や使命を示すものです。組織全体の方向性を指し示すものと言っても過言ではありません。社員のみなさんが、経営理念と言う旗印を見て、進むと、組織全体の目標に向かう一丸となる姿勢が生まれます。経営理念の明確化は、企業の持続可能な成長を支援し、外部環境の変化に柔軟に対応する力が養えます。
組織全体の方向性を指し示すという事は、社員一人一人がその理念に共感すれば、日々の業務に浸透し、実践へとつながり、企業の競争力を高める要因となります。そのため、経営理念をきっちりと言語化または、視える化は、ぶれない戦略立案にもつながり、市場環境において競争優位性を維持します。

企業理念は不変的な価値観であり、経営理念は、その時の経営者の経営方針を表すものであると言われます。不変的と表されるのは、やはり、企業理念が根本的な価値観であるからだと考えられているからです。そう簡単に移ろうものではなく、かなりどっしりとしたものである一方、経営するうえでの方針を示す経営理念は、時代に合わせた柔軟さが求められるものと言えます。例えば、社会環境の変化や、周囲の市場状況、代替わりや周年など、方針を変更するきっかけです。

目的における違い


企業理念の目的は、道筋を具体的に示し、日々の業務における行動基準を示す。社員の日常的な行動をサポートする役割を果たします。経営理念は、企業の将来像を描き、その大きな方向性を示します。このため、どちらかが大事というわけではなく、両方を理解し、実践することが企業の成功にとって不可欠です。

対象者における違い


企業理念は、全社員を対象とし、企業の価値観を共有し、企業文化を形成、日常の業務における行動指針を提供します。一方、経営理念は、主に経営陣や外部ステークホルダーを対象とし、企業の大きな方向性を共有します。企業理念が社員の内面的な動機付けを強化し、経営理念が外部関係者との信頼を構築するため、両社は企業の内部と外部の調和を図る役割を果たします。

企業理念の視覚化


企業理念は、特に社員の内面的な動機付けを強化するものであり、社内に対して、広く浸透するための視覚化が有効です。フィロソフィカードやクレドカードなど、企業理念やクレドなどを共有するためのカードが一般的です。名刺サイズなどで、作業服などのポケットに入れやすいものが好まれています。企業理念を朝礼で唱和する際などにもよく用いられています。

経営理念の視覚化


ステークホルダーなど、外部との共有、また大きな方向性を示すことから、経営理念は、会社の方向性を表す一枚の絵「コーポレートイラスト」や、理念、ビジョン、ミッションなどを一つのストーリーにした会社案内での視覚化が有効です。言葉ではなかなか伝わりにくいのようなニュアンス的な部分もイラストにしたり、デザインしたりすることで、伝わりやすくなります


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最後までお読みいただきありがとうございました。

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