2024.09.24

【中小企業向け】インナーブランディングを強化するためのツールと手法
ー日光コラムvol.21ー

こんにちは、日光コラムです。今回も日光コラムを読んでいただきありがとうございます。
今回は中小企業がインナーブランディングを強化するためのツールと手法をお話しいたします。


■ インナーブランディングとは

インナーブランディングとは、企業の理念やビジョンを社員全員に浸透させ、会社全体の一体感を高めることを指します。企業の方向性や価値観を共有することで、社員のモチベーションやエンゲージメントが向上し、業務効率や生産性が飛躍的に高まります。特に中小企業においては、限られたリソースを最大限に活用するための重要な戦略です。

中小企業が直面する課題とその解決法

中小企業の経営者は、多くの課題に直面しています。なかでも、企業理念の浸透や社員のエンゲージメント向上は大きな課題ではありながら、後回しにしがちな課題の一つでもあります。具体的な課題に直面していない企業にとって、インナーブランディングは、緊急度は低く考えられてしまいます。普段は、締め切りが迫っている業務や、急を要するトラブル・クレーム対応など、緊急度も重要度も高い日々の業務に追われてしまいます。しかし、成長している企業ほど、インナーブランディングにしっかりと取組み、未来に向かって変化し続けています。企業が創業期、成長期、成熟期と、どんなフェーズにあっても、同じ方向を向き、未来に向かって変化し続けるうえで必要なのがインナーブランディングです。

またこれらの課題を解決するためには、具体的な手法とツールの導入が欠かせません。例えば、定期的な社員ワークショップやインナーブランディングツールの活用が効果的です。これにより、社員一人ひとりが企業のビジョンやミッションを理解し、日々の業務に反映させることができます。

■ 効果的なインナーブランディングツールの選び方

ツールの種類と特徴

インナーブランディングに用いられるツールは多岐にわたります。主なツールとしては、社内報、動画、ポスター、クレドカード、ワークショップ、グラフィックレコーディングなどがあります。社内報や動画は、定期的に社員に情報を提供する手段として有効です。一方、ワークショップやグラフィックレコーディングは、社員同士のコミュニケーションを促進し、企業理念の浸透を図るための手法として非常に効果的です。

自社に合ったツールを見つけるためのポイント

自社に最適なインナーブランディングツールを選ぶためには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。まず、自社の企業文化や社員のニーズを理解することが重要です。また、ツールの導入コストや運用の手間も考慮する必要があります。さらに、ツールの効果を測定し、必要に応じて改善を図ることが求められます。これらのポイントを踏まえた上で、最適なツールを選定し、導入を進めていきましょう。

■ 社員のエンゲージメントを高める手法

ワークショップとグラフィックレコーディングの活用

社員のエンゲージメントを高めるためには、効果的なコミュニケーション手法が必要です。その一つとして、ワークショップとグラフィックレコーディングがあります。ワークショップでは、社員が一堂に会し、企業のビジョンやミッションについて意見を出し合います。この過程で、グラフィックレコーディングを用いると、議論の内容を視覚的に記録・共有することができ、理解が深まります。また、視覚化された情報は記憶に残りやすく、後から振り返る際にも非常に有用です。

■ コーポレートイラストによる企業価値の視覚化

コーポレートイラストは、企業の理念やビジョンを視覚的に表現する強力なツールです。イラストを通じて、企業の価値観や目標をシンプルかつわかりやすく伝えることができます。例えば、企業のビジョンを描いた未来図や、具体的な事業内容を示すイラストは、社員や顧客に対して企業の方向性を明確に示すことができます。また、イラストは文字情報よりも記憶に残りやすいため、企業のブランドイメージを強化する効果もあります。

社員のモチベーション向上と意思統一

コーポレートイラストは、社員のモチベーション向上や意思統一にも役立ちます。企業のビジョンやミッションを視覚的に示すことで、社員一人ひとりが企業の目指す方向性を理解しやすくなります。また、イラストを通じて企業の価値観を共有することで、社員全員が一体感を持ち、共通の目標に向かって努力することができます。これにより、社員のエンゲージメントが向上し、業務効率も高まり、離職率の低下の効果においても期待できます。

企業のブランドイメージ強化

企業のブランドイメージを強化するためには、外部に対しても企業の価値観やビジョンを明確に示すことが重要です。コーポレートイラストは、企業の個性や価値観を視覚的に表現するための効果的な手段です。イラストを通じて、企業の魅力や特徴を直感的に伝えることができ、顧客やパートナー企業の関心を引きつけることができます。また、イラストは記憶に残りやすく、企業のブランドイメージを強く印象付けることができます。

■ 「シカクレタッチ」の活用事例

経営者インタビューと社員ワークショップ

弊社企業価値視覚化サービス「シカクレタッチ」は、経営者インタビューと社員ワークショップを通じて企業の価値を視覚化するサービスです。経営者インタビューでは、経営者の想いや企業のビジョン、ミッションについて深く掘り下げて聞き取ります。その後、社員ワークショップを開催し、グラフィックレコーディングを用いて議論を視覚化します。これにより、社員全員が企業の方向性を理解し、一体感を持つことができます。

グラフィックレコーディングの効果

グラフィックレコーディングは、議論の内容を視覚的に記録する手法です。これにより、議論の内容が明確になり、参加者全員が理解しやすくなります。また、視覚化された情報は記憶に残りやすく、後から振り返る際にも非常に有用です。さらに、グラフィックレコーディングを用いることで、議論の進行がスムーズになり、参加者全員が積極的に意見を出しやすくなります。これにより、議論の質が向上し、より深い理解と結束が生まれます。

顧客の声と成功事例

「シカクレタッチ」を導入した企業からは、多くのポジティブな声が寄せられています。ある企業では、経営者インタビューと社員ワークショップを通じて、企業のビジョンやミッションが社員に浸透させていく良いきっかけになり、企業ロゴの見直し、営業資料の改良に取り組まれています。また、グラフィックレコーディングを活用することで、議論の内容が明確になり、参加者全員が理解しやすくなりましたと多数お声をいただいております。


まとめ

インナーブランディングの重要性とその手法

インナーブランディングは、企業の理念やビジョンを社員全員に浸透させ、会社全体の一体感を高めるために非常に重要な戦略です。特に中小企業においては、限られたリソースを最大限に活用するための鍵となります。具体的な手法としては、社員ワークショップやグラフィックレコーディングの活用、コーポレートイラストによる企業価値の視覚化などが挙げられます。

ご興味ある方はぜひこちらのお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。


企業価値視覚化サービス シカクレタッチとは?
シカクレタッチとは、企業価値を視覚化し、社内外への浸透・発信する様々なツールを制作するサービスです。
経営者のインタビューや社員を交えたワークショップを通じて企業価値やありたい姿をしっかりと引き出し、「伝えたい」を「伝わる」形にアップデートする「企業価値のレタッチ」をご提案します。


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